CentOS 5.4にSambaを導入し、サーバーとWindowsクライアント間でのファイル共有を実現する。 1. 要件と仮定 今回の要件は以下の通り。 ユーザーが自分のホームディレクトリへSambaからアクセスできる様にする。 ユーザー認証にはLDAPを使用する(LDAP環境の構築についてはこちら)。 LDAPを使用する場合、ホームディレクトリが存在しない場合がある。その場合、自動でホームディレクトリを作成する。 今回のネットワークは小規模なため、ワークグループで運用する。 ゴミ箱機能を有効にする。 プリンタの共有は行わない。 便宜上、設定等について下記の通り仮定する。 ワークグループ名は "WORKGROUP" とする。 Net BIOS名(マイネットワーク等で表示される名前)は "HOGE" とする。 利用するLDAPサーバーは同ホスト上(127.0.0.1)にあるものとする。 共有