長野県北部に位置する長野市赤沼。有数のりんご産地であるこの地は、『信州りんご発祥の地』と言われています。 明治30年初期、当時の赤沼は度重なる千曲川の氾濫で、不安定な農業経営に苦しんでいました。盛んであった養蚕も被害にあう中、水害に強いりんごの木に着目した先覚者により経営的りんご栽培が始まりました。現在では、春には白いりんごの花、夏には生い茂る緑、秋には紅葉とりんご畑が赤沼を彩っています。 時を同じくして先代が始めた当園は、開園から100年のあいだ代々引き継がれ、試行錯誤をくり返し、自分で食べておいしいりんごを作るべく、家族仲良くけんかしながら日々農作業に励んでおります。 三代目園主・西澤良孝が農業に専念することとなった節目に、お客様に対する責任を明確にし、安心して食べていただけるりんごを届ける決意と、『信州りんご発祥の地』である赤沼の今後の発展と変わらぬ願いをこめて商標登録いたしました。