ビジネスリーダーたちが、良い判断を下し事業を育てるうえで睡眠が果たす役割について、公の場で発言を始めている。確かに、ビジネス界には早起きをやたら自慢する人もまだまだ多い(「6時から朝食を一緒にしないか?」「いいね、僕にはちょっと遅めだけど。まあ、ジムでひと汗流して、ヨーロッパに何本か電話を掛けてから行くよ」)。しかし、睡眠を優先していることをカミングアウトする経営者も増えてきた。「ハフィントンポスト」の創設者として知られ、現在は睡眠の伝道師ともいえる活動に取り組むアリアナ・ハフィントン氏が語る。