ムストネンの弾き振りした演奏はベートーヴェンのピアノ協奏曲とかいくつかあるけれど、珍しくもヒンデミットの《主題と変奏<四気質>》を弾き振りしている。 この曲は、米国移住後の1940年に作曲。バレエの振り付け師ジョージ・バランシンのために作曲していたが、途中でバレエには向かないと思ったらしく、ピアノ協奏曲のような組曲形式で完成させた。 バレエに向かないはずの曲だったが、バランシンはバレエとして6年後に初演したが、その後は舞台から消え去ってしまった。(1976年にニューヨーク・シティ・バレエ団によってリバイバル上演されている。) コンサート用作品としては、1940年に初演され、その後もピアノ協奏曲として演奏されている。 どうしてこんな変テコなタイトルなのかというと、人間の性格を4気質にわけて、それぞれ変奏曲としてその特徴を表現するという発想のため。 この《四気質》という曲名の由来は、古代ギリシ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く