Windowsを中心としたシステムを管理したり、操作したりする際に、とても便利なのに意外に使われていない機能が「Windows PowerShell」(以下PowerShell)だ。読者も名前くらいは知っているだろう。 PowerShellが使われない最大の理由は、おそらく名前にある。何ができるのかがピンと来ないのだ。実はPowerShellという名称はUNIX/Linuxにおける「シェル」という用語から来ている。シェルはOSと利用者の仲立ちをするプログラムを指す(図1-1)。役割は大きく2つ。ファイル操作とプログラムの起動だ。例えばファイルを操作するウインドウを表示し、スタートメニューなどを表示する「エクスプローラー」はWindows標準のシェルである。 「シェル」はユーザーの操作をOSに伝えるのが主目的。特に重視されるのがプログラムの起動とファイル操作だ。ファイル操作などのために、コマ
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