2008年は「フラットな世界」を乗り切るための改革を - ビジネススタイル - nikkei BPnet2008年は「フラットな世界」を乗り切るための改革を 「昨日までの仕事」と「明日の仕事」 資料をスキャンする作業は「昨日までの仕事」だ。「昨日までの仕事」は誰にでもできる。「昨日の世界」に任せればいい。その分、われわれは一歩前に進まなくてはいけない。そうすることで、「今日の仕事」と「明日の仕事」が変わっていく。 「格差社会」という言葉が使われる。格差というのは、いわゆるミドル層が「昨日の世界」になっていくことだ。これまで、「昨日の世界」に任されるのは、ブルーカラーの仕事だけだった。工業製品の工場は、その多くが発展途上国に移転している。しかしこれからは、ホワイトカラーのミドル層が行っていた仕事、たとえばデータ整理なども「昨日の世界」になる。のんべんだらりと仕事をしていたミドル層は仕事を失ってしまうだろう。 これからのミドル層は、価値を生む仕事を自ら創り出していかねばならない。仕事を生
