写真のH67マザーの場合、4つのSATA 2.0ポートが不具合の対象とされる。白のSATA 3.0ポートは正常に動作するようだ インテルは2月1日、“SandyBridge”こと第2世代Coreプロセッサーに対応する「Intel6シリーズ・チップセット」に、設計上の問題があることを明らかにした。 今回発表された不具合は、チップセットに内包するSATAポートの品質が時間経過によって低下し、接続されているHDDや光学ドライブなどのデバイスに影響を与える可能性があるというもの。該当するのはSATA 2.0のポートである2番から5番のみであり、0番から1番のSATA 3.0のポートに影響はないという。 インテルはこの問題に対して該当チップセットの出荷を停止し、問題を解決したチップセットの製造をすでに開始している。これらは2月後半から出荷され、4月までには正常に供給できるようになると説明している。ま
PCメーカー各社は、Intelのチップセットの問題にどう対処するかを練り始めている。 Intel幹部は1月31日に、同社の「Sandy Bridge」Core iプロセッサに対応するチップセットに設計上の問題があり、リコールしなければならないと発表した。これによる売り上げの逸失と関連費用はで10億ドルに上る可能性がある。修正版のチップセットのリリースは2月後半にまで遅れ、フル生産は遅くて4月になる可能性がある。 問題のあるチップセットはこれまでに約800万個出荷されたが、消費者の手にはほとんど届いていないだろうと同社幹部は語る。同社は30日に問題のチップセットの出荷停止を決定し、翌日PCメーカーとの協議を始めた。 PCメーカー各社は製品ロードマップから顧客対応まで、この問題に対処するための戦略を策定しているところだ。Samsung Electronicsは欠陥のあるチップセットを搭載したP
Intel 6シリーズチップセットに不具合。Intel,出荷を停止しリコールへ 編集部:NAOKI 米国時間の2011年1月31日,米Intelは,Intel 6シリーズチップセットに設計上の問題があると発表した。 問題があるとされるのはマザーボード上のSerial ATAポートで,時間の経過によって劣化し,接続しているHDDや光学ドライブなどの機器に影響を与える可能性があるという。発表の中で米Intelはこれを,組み合わされる第2世代Core iプロセッサ側に問題はなく,あくまでもチップセットレベルの問題であるとしている。 影響を受ける可能性がある製品は,2011年1月9日以降に出荷されたIntel 6シリーズチップセット搭載システムとされており,Intelは「影響を受けるユーザーの数は比較的少ない」という見解を示しているが,現実的には,初回に出荷されたPCやマザーボード製品,ほぼすべて
UPDATE Intelは米国時間1月31日、新プロセッサ「Sandy Bridge」(開発コード名)に関連した設計上の問題があることを明らかにした。 この問題でIntelは該当チップセットの出荷を停止しているが、問題の修正版がすでにできていることも明らかにしている。Intelは修正および交換費用としておよそ7億ドルかかると見積もっており、これにより第1四半期の売り上げ予想が3億ドル減少すると概算している。 この発表に先立ち、ニューヨーク証券取引所におけるIntelの株取引はおよそ25分間停止した。取引は太平洋時間午前7時20分頃に再開され、株価は約1%落ち込んだだけで投資家の反応は穏やかだった。 この問題は、Intelが最近リリースしたチップセット「Intel 6」シリーズ(開発コード名「Cougar Point」)に見つかったもので、Intelによると同チップセットに実装されたSeri
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く