人間の「心不全」とはよく耳にしますが、犬にも「心不全」があります。愛犬が心臓に何らかの疾患を抱えた時や老化、ストレスなどで発症します。今回は、あなたの愛犬も他人事ではない、「心不全」について、症状や治療法、予防や対策などを調べてみましょう。 心不全とは 「心不全」とは、特定の病気の名前のことではありません。 心臓は、体に必要な栄養分や酸素を含んだ血液を全身へ送るポンプのような役割を果たしますが、何らかが原因で、心臓が正常に機能しなくなることで、心臓に負担がかかり、身体に十分な血液を送り出すことができなくなる状態のことを言います。 心不全の原因 心不全を引き起こす原因となる病気には、「僧帽弁閉鎖不全症」や「心室中隔欠損症」「肺動脈狭窄症」「フィラリア症」「三尖弁閉鎖不全症」「肺動脈血症」「肺気腫」「気管支炎」などが挙げられます。そのため、心不全と言っても、その心臓の疾患の状態によっては、症状
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