モーレツ轟音アタック ものすごい轟音! 三日間降り続いた雨もものともせず、まだまだ楽しむ空気満々のフジロッカーズ。そんな空気を受け止めるのは、場外に位置す不思議エリア、パレス・オブ・ワンダー。サーカスではバイクやらお姉さんやらが空を飛び、金属のオブジェが非日常空間を彩っている。そんな一角に存在するのが、オーディション式登竜門ステージ、ルーキー・ア・ゴーゴーだ。フジロック最終日、ルーキーステージに現れた女の子二人組がステージ上で向かい合うと、猛烈な音量を炸裂し始めた。 この日最初に登場したのは、TADZIO。ボーカル&ギターのLeaderは高めのマイクスタンドに爪先立ちで向かい合い、さながらモーターヘッドのレミーのような凄まじい佇まい。対するのは無表情でドラムをどつき回す(もう、どつくと表現したくなる)ボーカル&ドラムのBucho。このベースレスの二人組、時おり女子運動部のような気合の入った
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