現役プロサッカー選手、本田圭佑選手が設立したサッカークラブ「ONE TOKYO」が注目を浴びている。オンラインサロンを用いてサポーター参加型のクラブ経営を行い、サロン内の投票でさまざまな意志決定を行っていくという、いわば「リアルサカつく」を方針にかかげたこのチームで、今年、東京都社会人サッカーリーグ4部に加入したチームの初代監督として選ばれたのが、武井壮だ。サッカー経験はないというものの、言わずと知れたアスリート観と、多彩な経験値を生かして「チームにエネルギーと新たなビジョン、モチベーションを与えられる監督になりたい」と宣言している。武井監督は初めてサッカーチームを率いる立場として、サッカー界にどのような変革を起こしてくれるのだろうか――。 (※本インタビューは、2020年2月26 日に行われました) (インタビュー=岩本義弘[『REAL SPORTS』編集長]、構成=REAL SPORT