せっかく読んだ本の内容を、あとですっかり忘れてしまっている。 Evernoteにせっせと情報を集め、タグ付けして整理しているのに、結局取り込んだままになっている。 必死に試験勉強したが、試験後にすっかり忘れてしまっている。 そんな経験、ありませんか? 面白い実験結果があります。 情報は「使ったもの勝ち」という実験結果 「学習」は脳への入力である。 「テスト」は脳からの出力である。 つまり、脳の機能は「出力」を基準にして、そのパフォーマンスが変化するのである。 平たく言えば、「いくら詰め込んでも無意味」であり、「使ったもの勝ち」ということである。 書斎にこもって万巻の書を読んでいるが一言も発しない人と、ろくに本を読まないけれど、なけなしの知識を使い回してうるさくしゃべり回っている人では、後者の方が脳のパフォーマンスは高いということである(生臭い比喩であるが)。 パフォーマンスというのは、端的