“熊ぬいぐるみ”ばらまき 外交問題に NHKニューススウェーデンの人権活動家が、熊のぬいぐるみを使って旧ソビエトのベラルーシの体制を批判したことをきっかけに、ベラルーシとスウェーデンは、互いに外交官に国外退去を命じるなど、両国の外交問題に発展する事態となっています。 ベラルーシでは、先月初め、スウェーデンの人権活動家が、飛行機で、首都ミンスクの上空から、言論の自由を求めるメッセージを付けた熊のぬいぐるみをばらまいて体制を批判しました。 これについて、ベラルーシ政府は、挑発的な行為を支持したとして、ベラルーシに駐在するスウェーデン大使を追放するとともに、８日には、スウェーデンに対して外交官全員を今月末までに退去させるよう通告しました。 これに対して、スウェーデンも、ベラルーシの外交官に国外退去を命じるなど、ぬいぐるみがまかれたことをきっかけに、両国の外交問題に発展する事態となっていて、ＥＵ＝ヨーロッパ連合は、今月１０日に臨時会議を開き、今後の
