人間の平均寿命と更年期の関係から話します。現在の平均年齢80歳というものが更年期障害を引き起こしています。つい200年ほど前まで人間の平均寿命は更年期まで生きれず40歳あまりでした。この平均寿命は自然界における人間の寿命といって良いでしょう。医療技術の進歩した今の80歳を越えるような寿命は自然界においてきわめて特別で、人間以外にそういった生物は存在しません。つまり200年前までは人間も更年期を迎えず子孫を残して死んでいく生物と同じようなものだったのです。その頃は更年期まで生きていないので更年期障害が起こるほど長生きはしていませんから更年期障害はありませんでした。 更年期障害までの経緯として女性は思春期になると排卵に伴って月経が始まり、卵巣からエストロゲンという女性ホルモンが分泌されます。30歳を過ぎると子供を産む能力は減衰し始め、37歳以降は遺伝子の染色体異常も多く認められるようになります
![更年期と更年期障害](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/126e9c63960837b5815901e11e1f6c1303c17f2b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimg%2Fogp_logo.png)