Dockerで1.12から追加されswarm modeを使うと別途オーケストレーションツールを使わずとも簡単にブルーグリーンデプロイメントを実現できて便利です。簡単にブルーグリーンデプロイメントする手順を紹介したいと思います。 ブルーグリーンデプロイメントとは本番として使える環境を2環境用意して片方を待機系にしておき、待機系を更新してから環境を切り替えることでデプロイを行う方法です。環境をそれぞれブルーとグリーンと呼びます。 Dockerクラスタの構築とDockerイメージの用意の手順はほぼ説明しません。 必要環境は以下のとおり Docker 1.12.1以上 Nginx erb ざっくり全体像 Dockerのサービスとしてblueとgreenの2環境を用意します。 環境の更新はdocker service updateコマンドで行います アクティブ環境の切り替えはNginxのupstre