焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の富山、福井両県の店舗で食事をした4人が、腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染して死亡した集団食中毒で、横浜市は5日、同市の系列店舗で食事し、意識不明の重症となっている同市の女性(19)からもO111が検出されたと発表した。 同市では、今回検出された菌と、富山、福井両県で検出された菌について、遺伝子の型が一致するかどうか確認を進める。 また、同市は、神奈川県藤沢市の系列店「藤沢湘南台店」で4月25日にユッケを食べた横浜市の10歳代男性に、下痢などの食中毒症状が確認されたと発表した。同県内の患者は7人となった。