綾里湾の映像 津波20m超か 4月1日 4時46分 津波が30メートル近い高さにまで駆け上がっていた岩手県大船渡市の綾里湾で、津波の様子を捉えた映像が見つかりました。専門家は、沿岸での津波の高さは、これまで確認された中で最も高い20メートル以上に達していたと分析しています。 この映像は、大船渡市三陸町の綾里地区で、視聴者が高台から撮影しました。映像には、湾の奥の入り江の中で押し寄せる波と戻る波とがぶつかり合い、海面が激しく波打っている様子が収められています。また、津波が時折、崖を駆け上がり、激しいしぶきを上げているのが分かります。東京大学大学院の佐藤愼司教授が、映像を分析した結果、沿岸での津波の高さは東北の沿岸でこれまでに確認された中で最も高い20メートル以上に達していたことが分かりました。綾里湾では、これまでの調査で津波が30メートル近い高さに駆け上がった跡が見つかっていますが、この映像