【シリコンバレー時事】インターネット検索最大手の米グーグルは2日、タブレット型パソコン(PC)専用に開発した新基本ソフト(OS)「アンドロイド3.0」を発表した。アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」追撃に向け、今春以降に韓国LGエレクトロニクスをはじめ、各国主力メーカーの端末に相次ぎ採用される見通し。 アンドロイド3.0は、スマートフォン(多機能携帯電話)に比べ一回り大きい画面でも指先で触れながら直感的に操作できるのが特長。タブレット型PC装備のカメラを介した動画通話や、地図の立体的表示のほか、動画や電子書籍を滑らかに表示させたり、電子メール閲覧と日程管理反映を同時に処理したりするといった機能強化が図られた。 【関連記事】 【特集】最強モバイルを探せ〜アップル「カリスマ経営者」が治療専念 【特集】詳報iPad アップル、次は電子書籍に挑戦 米国との「サイバー対決」