「北陸六味」は朝日新聞北陸共通地域面で連載中のコラムです。デジタル版では、過去の回から抜粋して随時配信します。今回は富山出身の俳優・西村雅彦さんです(4月8日掲載)。 ◇ 大河ドラマ「真田丸」。放送はまだまだ続きますが、私が演じた室賀正武(むろがまさたけ)は、3月20日の放送で真田昌幸一派の返り討ちに遭い、めった刺しにされ、あえなく姿を消しました。 「室賀ロス」の人が結構いるんですよと事務所のスタッフに言われ、ネットで調べてみました。すると、「私はムロガー」「死なないでー」「『黙れ、小童(こわっぱ)!』聞かせてー」などと盛り上がっているのを見て、大変驚きました。 「黙れ、小童!」というのは、室賀が、大泉洋さん演じる真田信幸を一喝するせりふです。 初めて言ったとき、共演の堺雅人さんや大泉さんから「この言葉ははやりますよ」と盛んに言われ、むしろ芝居がよくなかったのではないかと不安に思ったりもし
「生き残れるか、ハラハラしています」(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 高視聴率が続くNHK大河ドラマ「真田丸」。登場人物の戦国武将の末裔たちはどう見ているのか。 真田家14代当主の眞田幸俊さんは毎週家族そろって、真田家の行く末を見守っているという。 「毎週毎週、選択と決断の嵐で、そのたびにやきもきしてはほっとしています(笑)。ひとつ間違えたら、私は今ここにいないなと。草刈正雄さんの昌幸は素晴らしいですね。とぼけたり、一人苦悩したりと」 真田家を背負う昌幸目線で見ることが多く、家族を見るようでもあると話す眞田さんだが、堺雅人演じる信繁も絶賛する。 「弟役の演じ方はピッタリだと思います。やんちゃなところとか懐に入ってくる感じ。それが上杉景勝の元へ単身乗り込むシーンにもよく出てて、悪気なく入っていくんですよね。秀吉の人質から、気に入られて取り立てられ、禄ももらうようになるというのも、その
平成28年1月から始まるNHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当している法学部の黒田基樹教授のインタビュー。
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