伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)、株式会社日立製作所(日立)、シーゴシステムズ・ジャパン株式会社(シーゴ)の3社は2月1日、I/O仮想化プラットフォーム分野で協業すると発表した。3社は、共同で同分野のソリューションを販売するという。 シーゴが進めるI/O仮想化は、サーバーとストレージ、およびネットワーク機器間の通信経路を専用のコントローラで仮想化し、サーバーへのI/Oリソースの割り当てや変更、サーバーの交換作業を単純化できるようにするもの。サーバーとストレージ、サーバーとネットワーク機器の間を結んでいた複数のケーブルを、1本の共通物理インターフェイス(InfiniBandを利用)にまとめ、仮想的に複数のインターフェイスカードを作成することによって、ケーブルとインターフェイスカードを、最大70%削減できるという。 3社では今回、I/Oがボトルネックになる可能性があるクラウド環境