日本経済新聞が米国と比較してエネルギー効率の悪い日本型データセンターの実態を紹介している。 気候や気質の異なる環境で単純に比較するのはどうかと思うが、興味深い点も多い。 記事では「日本のデータセンターは人が入って直接作業をすることを想定しているため首都圏に集中している」「人が作業することを考えて冷房の設定温度も低く、そのため電力効率も悪い」「「日本はサーバーを壊さないようにしようとしっかり冷却するが、米国では消耗品と割り切っている(そのため日本ほど冷却をしていない)」などと言われている。
データセンターを選定するときの評価基準として、例えば物理的アクセスコントロール、接続性、電力容量や冗長電源、またサービス内容合意書などはチェックすべきポイントかと思うが、他にはどんな条件を考慮するべきだろうか? 「満足いく」データセンターとはどのようなもので、駄目なデータセンターではどんな問題が起きたりするのだろうか? 本家/.のコメントでは他にも重要なポイントとして床のかさ上げやケーブル管理(床下&床上)、冷却能力や冷却冗長性、ジェネレータやUPSなどハードウェアのコンディションや古さ、障害履歴、ダウンタイム/アップタイム履歴、消防関連の防災システム、メンテナンス記録などがチェックポイントとして挙げられている。 現実問題としてすべてを満たすのはなかなか難しいかと思うが、データセンター選定の際に優先度が高いのはどのような条件で、線引きや妥協点はどこに見出せるだろうか?
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