日経新聞(7月10日)一面の記事に、富士通とマイクロソフトがクラウド事業を共同展開するという記事が掲載されていました。年内にも群馬県館林市の富士通のデータセンターでマイクロソフトと協業サービスを開始する予定とのことです。米国やシンガポールなどに広げる計画で、これらのデータセンターに、協業が必要な専用設備を配備していくようです。 マイクロソフトが富士通と協業する背景には、シカゴやアイルランドに巨大なデータセンターを建設し、クラウド事業の展開を急いでいるものの、アフターサービスなどの顧客サポートが手薄なため富士通の協力を得ること。また、富士通と組むことによって、グローバル展開する日系企業にも契約もしやすくなるとも判断しています。 また、両社で投資してデータセンターを増強することも検討しているようです。データセンターの建設には、一棟あたり数百億円かかるため、協同利用で投資効率を高める狙いがあるよ
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