スーパーコンピュータメーカー、Crayのカスタムエンジニアリング部門が、クラウドコンピューティング用データセンターの運営コスト削減を目指し、Microsoft Researchと提携した。 Crayは米国時間3月2日の発表で、この提携では高密度パッケージングなど、スーパーコンピュータを専門とする同社が持つシステム設計分野の知的財産を活用していくと述べている。両社はまた、施設、電力、およびハードウェアのコスト削減を目的として、給電および冷却過程の効率化に関するイノベーションにも取り組むという。 Crayでカスタムエンジニアリング部門を担当するバイスプレジデントのChuck Morreale氏は、声明のなかで「このプロジェクトの成果により、クラウドコンピューティング向けデータセンターの運営において、大幅なコスト削減が実現する可能性がある」と述べている。 2008年に創設されたCrayのカスタム