2010年2月25日木曜日 北関東 茨城県 茨城大と県北7市町村が地質遺産活用へ日本ジオパークの認定を目指す 茨城大と県北地域の7市町村などで組織する「県北ジオパーク推進協議会」が24日、発足した。五浦海岸(北茨城市)や袋田の滝(大子町)など県北地域に数多くある特徴的な地質遺産を観光資源として地域活性化に役立てるのが目的。同協議会は来年5月までに、世界ジオパークの前提となる日本ジオパークの認定を目指す方針。 ジオパークは、価値が高い地形や地層、岩石などの地質遺産を見どころとした自然公園で、世界ジオパークは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)支援の団体が認定する。現在、国内には世界ジオパークが「洞爺湖・有珠山」(北海道)など3カ所、日本ジオパークが8カ所ある。 同協議会に参加したのは、北茨城、高萩、東海、ひたちなか、大子、常陸太田、常陸大宮の7市町村とグリーンふるさと振興機構。日立市は