2010年2月17日水曜日 中部 岐阜県 関市がバイオマス構想策定へ 関市は、農林水産省が募集している「バイオマスタウン」になることを目指し新年度、全体プランとなる構想の策定に着手。市内で出されたごみや木質バイオマスなどの利活用に、市民と事業者、市が一体となって取り組むまちを考えていく。 同省によると、2010年度内に全国で300地区の公表が目標。現在224地区(225自治体)に達しており、県内では白川町、恵那市、揖斐川町の構想が公表されている。 バイオマスタウンになるには、市内全域で出される生ごみや家畜の排せつ物、下水汚泥など「廃棄物系バイオマス」の90%以上、または間伐材など「未利用バイオマス」の40%以上の活用が必要。公表されれば、関連事業で国から交付金を受けられる。 市生活環境課によると、まず市内のバイオマス利用可能量を算出する。構想では木質ペレットの製造やペレットボイラーの