男子小学生の3人に1人が和式便器を使えない――。そんな実態が、NPO法人「日本トイレ研究所」(東京都)の排便に関する調査で明らかになった。便意を催しても我慢を続けると、便秘の原因にもなる。子どもたちを快便に導くために何ができるのか。19日は、国連が定める世界トイレデー。【金志尚】 男子小学生の1割は便秘 調査は11月9~10日、全国の小学1~6年生と保護者を対象にインターネットで行い、計1000組から回答を得た。 日本トイレ研究所は、排便の回数が週2回以下▽うんちが漏れる(下着に便が付着している)▽うんちを我慢したり、無理におなかにためようとしたりする▽うんちが硬い、排便時に痛みがある、出血する▽トイレが詰まるほどの大きな塊のうんちが出る――のうち、二つ以上に該当する場合を便秘状態、一つでも当てはまれば便秘予備軍と定義。調査の結果、便秘状態の児童は9・9%、便秘予備軍は10・2%に上った。
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