女性の月経周期が影響を及ぼしているのは、本人の心身だけではありません。ホルモンバランスの変化は、創造性にも影響を与えている可能性があるようです。研究では、排卵直前から排卵中にかけての時期に、創造性が向上することが示されています。しかも、女性本人だけでなく、周囲にいる男性の創造性も刺激されるというのです。ドイツのチームが実施した研究では、34人の健康な女性(21〜31歳)を対象に、月経周期のうち3つの時期(月経期、排卵前、黄体期)それぞれの創造性を評価しました。被験者の半数は対照群として、性ホルモンを調節する避妊薬を経口摂取しました。その結果、次のことがわかったのです。 エストロゲン(E2)と黄体形成ホルモン(LH)の血清中濃度がもっとも高くなる排卵直前には、創造性が全般的に向上し、常同運動の傾向は低下しました。これに対して対照群では、排卵直前の発散的思考の向上も、常同運動傾向の低下も見られ
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