「各メーカーに訊いて知ってしまった防塵防滴カメラの本当の実力」からの続きです。 ※当記事は2017年12月に公開したものを加筆修正したものになります。 どこのメーカーの防塵防滴仕様のカメラを使っても内部結露が発生することは各メーカーに質問をして分かりました。 そして電子基板が腐食する可能性があることも分かりました(質問をしたすべてのメーカーが言及してくれたわけではないですが)。 大抵の人が防塵防滴=雪や霧雨に強いと思っています。 私もそう思っています。 ただし条件が付きます。
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国内の主要カメラメーカー(Nikon、Canon、パナソニック、オリンパス、富士フィルム、SONY)に内部結露の可能性による電子基板の腐食について質問をしました。 ターゲット機種はD500、7D MarkII、G9、E-M1 MarkII、X-T2、α9です。いずれのボディも防塵防滴・耐寒性能はー10℃を謳っており、ボディにはマグネシウム合金を使っています。 質問の結果、以下の答えが返ってきてきました。 内部結露が発生し電子基板が腐食する可能性はある簡単に要約すると、 防塵防滴を謳っているカメラでも、寒い場所から暖かい場所へ移動すれば、ボディ内部で結露が発生する可能性がある。その場合、電子基板などが腐食し、故障してしまう可能性がある。 ということです。 今回、私のK-3が誤動作を起こした原因は基板の内部腐食によるものでした。発端は内部結露です。防塵防滴機能には不具合ナシとの診断でした。 さ
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