「新しい家具を買いたい、でも部屋に入るか分からない」――。サカタインクスが、こんな悩みをiPadで解決するソリューション「3D プランナー for iPad(仮称)」を開発した。 3D プランナー for iPadは、同社が開発した“写真から空間認識を行う技術”を利用したソリューション。iPadで部屋を撮影すると、その画像データを介して空間が自動で認識される。アプリ内に格納された家具データを読み込むことで、部屋の中に実際に家具を配置しているかのようなシミュレーションが可能になる。 同社によると、これまで家具のレイアウトで試されてきたARとマーカーを利用した手法では、マーカーを用意する手間がかかるほか、高い精度での表示や位置決めが難しいなどの課題があったという。3D プランナー for iPadは、3DやARの知識を必要とせず、容易に導入できるとしている。 今後は、配置した家具の実物をチェッ