【井口裕右の取材後記】プロカメラマンやハイアマチュアの写真愛好家向けのデジタル一眼カメラ市場は、キヤノンとニコンのフルサイズ一眼レフカメラがグローバルで支配的な地位を確立してきた。マイクロフォーサーズやAPS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラも人気を急拡大しているが、プロやハイアマチュアにとっては"サブカメラ"の域を出ていないのが現状だ。そのような市況において、ソニーが発売した35mmフルサイズイメージセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ「α7」シリーズは、フルサイズ一眼市場におけるキヤノン、ニコンの2大勢力に割って入るのではないかと期待されている。中でも、拡張ISO感度40万9600という超高感度撮影を可能にした「α7S」は、"見えないものが撮れるカメラ"として発売前から大きな話題になっていた。 「α7S」による暗所撮影のデモンストレーション動画●超高感度撮影を可能にしたテクノロ
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