コピペ再掲 これから、日本に存在したある政権の話をします。 その政権は、傍から見れば危険で無謀な主張をしていましたが、 デフレによる中長期の不況から人々の心がすさんでいたため、 救世主を求め判断力の鈍っていた人々の支持を受けて誕生しました。 その政権の主張は「アメリカさえ倒せば日本に介入する邪魔ものはいなくなり 人民を豊かにすることができる」というものでしたが、 それが幼児的発想で現実を直視していないことは、後世から見れば明らかです。 しかし、当時はメディアの絶賛をうけ、あまつさえ賛成する学者さえいました。 その政権は稚拙で出口のない大局的な目標を掲げつつ、 目の前の戦術的な勝利に血道をあげ、入念な準備を行います。 その甲斐あって序盤の決戦2つで大勝し、敵をそこから駆逐することに成功しました。 しかし、大局観の欠如は、その後の行動計画を無意味で杜撰なものにしました。 初期の攻勢以降は敵に決