4月23日に寿司屋で行われた安倍首相とオバマ大統領の会食では、話題の大半はTPPに関する内容だった。会談の中では、安倍首相がアメリカ企業の努力不足を手厳しく指摘した一面もあったという。
![安倍首相、オバマ大統領と寿司屋でTPPバトル 米企業の努力不足を指摘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9687cfef2c2f3c975c54fc9237922a11403ae13d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63e1d02000008b026e9f0c.jpeg%3Fops%3D1200_630)
【ワシントン=今井隆】オバマ米政権内で、外交政策に影響力を持つスーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)の中国への融和的な姿勢が際立っている。 訪米した岸田外相との7日の会談では、ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が中国の設定した東シナ海の防空識別圏に厳しい姿勢を示したが、ライス氏は言及すらしなかった。 岸田氏はライス氏との会談で、中国の防空識別圏を改めて非難。ところが、外務省関係者によると、ライス氏は「中国との関係は、米国の中でも協力を進めていかなければならないという声もある。協力できる分野もあれば、対立分野もある」と米中関係の一般論にとどめ、防空識別圏の批判を一切口にしなかった。 日米関係筋は「中国を刺激したくないライス氏の姿勢の表れ」と指摘する。
【ワシントン=今井隆】スーザン・ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)が20日の講演で、来年4月にオバマ大統領がアジアを歴訪することを打ち出したのは、政権によるアジア太平洋地域重視の姿勢を改めて示す狙いがある。だがライス氏は、中国が主張する米中両国の「新たな大国関係」構築に言及するなど、対中配慮を色濃くにじませており、オバマ政権の軸足は定まっていない。 講演では、米国がアジア太平洋地域に政策の軸足を移すリバランス(再均衡)政策について「オバマ外交の礎石」と表現した。同時に、米中関係について「新たな大国関係を動かそうとしている。米中の競争が避けられないものがある一方、利害が一致する問題では協力関係を深めようとしていく」と述べた。 習近平(シージンピン)中国国家主席は6月の米中首脳会談で、「新しいタイプの大国関係」の構築を提案した。オバマ大統領は米中の対等な関係を意味する習氏の提案に否定的と
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