学校教育にフォーカスしつつも、大人の学習にも応用可能という感じの本を読み返しているのだけど、そこで見つけたHerbert Simon氏(1996年)の言葉。 「知っていること」の意味が「情報を覚えて暗唱できること」から「情報を発見し利用できること」へと変わろうとしている(*1) 20年近く前に「変わろうとしている」と言っていたんだから、今やもう「変わった」かな、とか思いながら一度は読んだのだけど、いや?と引き返した。 これ、もともとだったりして、と。「知っていることの意味」となるとどうかわからないが、世の中に求められていたものは、もともと「情報を覚えて暗唱できること」ではなく「情報を発見し利用できること」だったかもしれない。 「情報を発見し利用できること」まで教育がカバーするには、大変な手間と時間がかかる。教育する側に深い理解と指導能力も必要となる。全国的にこれを施そうとしたら、あんまり対