新たに確認された姓は候(フ)、斎(チエ)、頭(トウ)、桓(ファン)、栄・(ヨン)、橋(キョ)、邸(チョ)、榑(チ)、椰(ハク)、辻(シフ)、鏑(ホ)、諏(タム)、楽(ナン)、苗(ミヨ)、楼(ヌ)、岡田(カンジョン)、小峰(ソボン)、細切(マルジョル)、長谷(チヤンゴク)、丞(ヒ)、椿(チュン)興(フン)、初(チョ)、文(エ)、芸(ウン)など、このうち岡田、小峰、長谷、細切、橋、辻は日本から、丞、交、樂、薔、詞は中国から、興はベトナムから帰化した姓と分かった。 これら25の新しい姓のうち全国でただ一人だけの姓が6もあり、当代や先代につくられた本貫中心に全国に一世帯しかない本貫もあった。全州森氏、壬辰宗氏、開城友氏、芳山米氏、隠川伊氏、星川楚氏などがそれだ。 また、地域別姓分布も興味深い。全国の市道人口の姓がみな金、李、朴の順で、全国的大姓となっているが、高、梁、夫の三姓がよく知られた済州道は