こんにちは、城伊景季(シロイ・ケイキ)と申します。 「怠惰も極めればスタイル」と信じている、わりとぬるめの人生を送ってきた人間です。お手柔らかにお願いします。 さて、そんな私であっても「とはいえあのころはつらかったな」と思ってしまう時代がありました。具体的には当時交際していた彼氏のセキゼキさん(仮名)がウツ病になってしまったのは、私なりにはわりと「試練」の日々でした。今でもあのころのことを思い出そうとすると視界が一段階暗くなってしまうくらいです。 とはいえ明けない夜はないという言葉がありますようにセキゼキさんのウツも今となってはすっかり落ち着きまして、私たちはなんとか暗くて先の見えないトンネルから抜け出すことができた……ような気がします。わっかんないんですけどねー実際は! だってウツってけっこうぶり返したり繰り返したりする病気だって聞くし! だけど今の私は自分はもうトンネルの中にいないと感
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