低価格メガネが隆盛を誇っている今、業界でも凄まじい快進撃を続けている企業がある。それが、「JINS」を展開するジェイアイエヌだ。同社の2010年8月期の売上高は、前年比150%超で推移しており、今年度の売上本数は業界2位の150万本を達成する見込みである。驚異の売上を支えるのが、「レンズ追加料金ゼロで1万円以下」という驚くべき価格設定だ。しかし、この業績は順調に築かれてきたものではない。実は、同社は昨年秋まで業績の悪化に苦しみ、08年と09年は最終赤字に陥っていた。ではなぜ、ここまで大きく復活することができたのだろうか。強さの秘訣と今後の展望を田中仁社長に聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 林恭子、撮影/宇佐見利明) ――もともと服飾雑貨の製造・卸を行っていた御社が、メガネ業界に参入したきっかけを教えていただきたい。 2000年に服飾雑貨の市場視察で韓国を訪れた際、日本人観光客向け
こう語るのは新SPA(製造小売り)ブランド「イッツインターナショナル」の栗田英俊社長。SPAといえば、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングやH&Mなどの外資系ファストファッションなどが、代表格として隆盛を誇っている。そんななか、この新ブランドがファッション業界に変革をもたらしそうだ。 2010年2月19日、人気ショップがひしめく東京・原宿にイッツは旗艦店となる1号店をオープン。3月4日には池袋東武に出店を果たした。そして、3号店である代官山店を今月23日に出店したばかりだ。 イッツは、これまでにない珍しい経緯によって設立されている。中堅アパレルのフランドル、帝人ファイバー、クラボウ、住金物産、NI帝人商事、フェニックス・ホンコンの6社が共同出資することで、2009年4月に設立された。アパレルと素材メーカー、商社などが協同する異色の“SPA連合体”となっている。 その価格帯や商品は、
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