沖縄本島でコーヒー栽培に挑戦 「名護珈琲」のコーヒー豆。豆は1,050円(100g)で販売。何杯でも飲みたくなるような、澄んだきれいな味わいのコーヒー コーヒーといえばブラジル、ベトナム、インドネシア。遠く離れた外国の産物と思っている人も多いだろう。しかし、実は"国産"が存在する。沖縄や小笠原といった暖かい地方で栽培されているのだ。しかし、生産量はごくわずかなのでなかなか流通にのらず、知る人ぞ知る存在となっている。 そんな国産コーヒーの中でも、安定生産をしており、質の高いコーヒー豆を販売しているのが沖縄の「名護珈琲」だ。 コーヒーは、赤道をはさんだ北緯25度と南緯25度の間、通称「コーヒーベルト」といわれる地帯でそのほとんどが生産されている。沖縄本島の那覇市は、そのエリアに近い北緯26度。コーヒーの露地栽培も十分可能な地域である。何十年も前に海外から苗を持ち帰って育ててきた先人もいて、長年