楽しみ方が豊富なワイン フランスの生化学者であるパスツールは「1本のワインボトルの中には、全ての書物にある以上の哲学が存在する」という言葉を残した。 ワインという飲み物には、作り手の思い、飲み手の気持ちなど実に様々な物語が入っているという意味である。 ワインボトルの容量は、約750ミリリットル。よほどの酒飲みであれば別であるが、一人で全部を飲むには少し多い量である。 もちろん、一人で飲むには一人で飲む良さがあるが、誰かと飲むには誰かと飲む良さがあるのだ。 多数で飲む場合はどんな人とどんな時間を過ごしたいかによってワインを選ぶ。 一人で飲む場合は自分の気分でワインを選ぶ。 そう、ワインとはただの飲み物を越えて「時間」や「場」、「感情」に訴えかけるものなのである。 作り手を知れば、ワイン選びがもっと楽しく! ワインを覚えるには、基本的には色々飲んでみて、おいしかったものをメモしていくのが手っ取