徳川家康公を祀る神社として名高い東照宮。 東照宮といえば最初に頭に浮かぶのは、日光だろう。 ただ、東照宮は日光だけではない。 全国東照宮連合会に加盟している神社は日本全国49社も存在する。 今回はその中の1社「上野東照宮」へ行ってみた。 上野東照宮は、広大な敷地を持つ上野恩賜公園内に鎮座する。 鳥居を抜け、境内へ 1633年、酒井忠世によって奉納されたとする大石鳥居を抜ける。 神社までの道には石灯籠が並ぶ。 その数なんと200基以上。 社殿建築当初(1651年)諸大名より奉納されたものだ。 この石灯籠から徳川家の権力を感じることが可能だ。 唐門 鳥居を抜け数分で、金箔を張り付けた唐門が目に飛び込んでくる。 正式名称は、唐破風造り四脚門。 溜息と共に「さすが、家康…」と、おもわず呟いてしまう。 この門の柱には、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説がある龍が彫刻されている。 家光が建立にあたり