「空前の世界記録を達成したはやぶさの地球スイングバイ」 2003年5月9日に鹿児島県内の浦から純国産の固体燃料ロケットMV-5で打上げられた少惑星探査機「はやぶさ」は 地球にそって1年間公転軌道を飛行した後、地球・はやぶさ・イトカワの公転軌道が交差する付近に来た時 「はやぶさ」は地球に近づき地球から受ける重力をエネルギー源としたスイングバイにより 速度を増し、方向も90度変えて、イトカワの軌道に飛び乗り、そのままイオンエンジンによって加速して イトカワとのランデブーに見事成功したのである。 これは空前の世界記録と称賛された。 このスイングバイは、1977年から1989年の12年間をかけて 米国の惑星探査機ボイジャー1号と2号により初めて使われた。 ボイジャー2号は太陽系の4大惑星(木星・土星・天王星・海王星)との4回のスイングバイを利用して 太陽系のグランドツアを成功に導いたのである。 何
![私の心を動かした科学の体験 その6 | 後藤道夫先生 | 南信州飯田おもしろ科学工房](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a46c9a63a8a97758b6f1181280c00d725a1f8edb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fimg-cdn.jg.jugem.jp%2F631%2F1537485%2F20101019_1495517_t.jpg)