ソフトウェア開発を支援するために、やりたいことや問題を管理するシステムがあります。例えば、Bugzilla1やRedmine2、GitHubなどがそのような機能を持っています。システムごとにやりたいことや問題の呼び方が違います。例えば、Bugzillaでは「バグ」、Redmineでは「チケット」、GitHubでは「Issue」と呼んでいます。ここではRedmineと同じ「チケット」と呼び方を使うことにします。 今回紹介するのは、後からチケットを見たときに、チケットを書いた時に知っていた情報を思い出せるようなチケットの書き方です。 このような書き方は、プロトタイプのような「作って終わり」とか「短期間の開発」というようなソフトウェアでは必要がないでしょう。また、後述の通り、「チケット駆動開発」にも使えないでしょう。継続的に開発を続けていくソフトウェアの開発のように、やりたいことや問題はあるけど
