ウェブサイト上の広告にユーザが目をやることはほとんどない。ユーザの視線を惹きつけ得る4つのデザイン要素のうち、1つは倫理的に許されるものではなく、広告ネットワークの価値を貶めるものである。 Banner Blindness: Old and New Findings by Jakob Nielsen on August 20, 2007 アイトラッキング調査で分かったことの中に一つ、あまり取り上げたくないものがある。非倫理的なデザインが功を奏するという結果が出てしまったからだ。 1997年にも、似たような知見の公言を控えたことがあった。OK ボタンとキャンセル ボタンをそれっぽく並べたダイアログボックス風のバナー広告はユーザにクリックしてもらいやすい、という事実である。“インターネット接続に失敗しました。”のようなシステムからのメッセージが表示されるわけではなく、そのバナーにはダイアログボ
![Alertbox: バナーは目に入らないのか?〜新旧の知見(2007年8月20日)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21f72a62a92d5f9a06c3a1a8693919bea94d6557/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fu-site.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2007%2F08%2F20070820_banner-blindness-examples.jpg)