フランス・パリのサンシュルピス教会で賛美歌を歌う子どもたち(2008年9月13日撮影)。(c)AFP/GUILLAUME BAPTISTE 【2月21日 AFP】脳卒中の後遺症で言語障害が残った人たちのリハビリで、単に話すだけの練習をするよりも、同じ言葉を歌に乗せたほうがスムーズに出てくることを20日、米国の第一線の神経学者たちが発表した。 米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、AAAS)の年次総会でまず発表されたビデオでは、脳卒中で言語をつかさどる左脳に損傷を受けた患者に、バースデーソング「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」の歌詞を暗唱してもらおうとしたが患者は思い出せなかった。そこで、介助者が患者の左手を取ってリズムを取りながら、今度は歌ってもらおうとすると、患者は「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー
![脳卒中の後遺症、失われた言語力を歌で引き出す](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9aa6689ea14f0ea394569ebef7a1f7bed35f9a41/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2Fa%2F1000x%2Fimg_1a5bd47ee92ccc7ffce4ff7e837ca656132276.jpg)