Kasperskyは米国時間10月29日、「Krab Krawler」という新しいツールを発表した。同ツールは、Twitterに毎日投稿される大量のtweet(つぶやき)を解析し、それらに潜むマルウェアがあればブロックする。 KasperskyのシニアマルウェアアナリストであるCostin Raiu氏はインタービューの中で、同ツールは、Twitterへのすべての公開投稿に対し、投稿されるとともにそれらに含まれるURLを抽出し、短縮されていれば元に戻し、そのリンク先のウェブページを解析すると述べた。 同社は毎日、Twitterへの投稿に含まれる50万件弱もの新しいURLを解析していると、同氏は述べた。そのうちの100〜1000件がマルウェア攻撃であるという。Twitterは、感染したユーザーのアカウントから悪質なリンクを投稿するKoobfaceウイルスのターゲットにもなっている。 Raiu氏