――ぜんぜん、そんな感じはしなかったです。おもしろかったです。 そうですか。じゃあ、よかった。 ――「ほぼ日」が今日6月6日に15周年を迎えられて、いまあらためて「働くこと」にフォーカスされたのは、なにか理由があるのでしょうか。 仕事をしていくなかで、やっぱり人が大事だなと思ったんです。昔だったら、どこの会社とつながりがあるとか、どこに工場を建てるとか、そういうことがすごく重要だったんですけど、そんなことよりも、どのような人に会うか、どのような人が仲間になるかがよっぽど大事だって、ずーっと感じていたんです。 どの企業もきっとそうなんですね。 一方では、いろいろな企業のなかで「ここで働いても、どうなんだろうなあ……」って悩んでいる人たちが、ほかの企業に動きにくいじゃないですか。人も仕事場も、需要があるのに滞っていますよね。 ――動きたい人がいっぱいいるのに動けない。 そう。それで、あんまり型
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