KDDIは先日,メイン画面にアクティブ・マトリクス型の有機ELパネルを搭載した携帯電話機の発売を発表した。同社は数年前から,有機ELパネルを搭載した携帯電話機の実用化を目指してきており,ついにその目標が実現した格好である。この1週間,KDDIを含めた国内の三つの通信キャリアが相次いで新機種の発表会を開催した。その発表の場で,現時点における各通信キャリアの有機ELパネル搭載の携帯電話機への考えが出そろった。
韓国Samsung Electronics Co., Ltd.は,携帯電話機などのモバイル機器向けに,両面表示が可能な2.22型(対角5.6cm)液晶パネルを開発した。表裏で独立した画像を表示できる。厚さは2.6mmである。
雨上がりに,虹が映える季節を迎えました。その虹の色数についての議論を耳にした方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。虹の色数は地域や時代によって異なり,とりわけ海外では6色や5色としたり,はたまた2色としたりする地域もあるそうです。私自身は「虹は7色」と認識しています。かつてリズムに合わせて「セキ(赤)・トウ(橙)・オウ(黄)・リョク(緑)・セイ(青)・ラン(藍)・シ(紫)」と覚えたのが基になっているのでしょう。しかし改めて考えてみると,虹は大気中の水分がプリズムとなって,太陽光のスペクトルを分光したものに過ぎません。物理的に見るとアナログ的で無限の色数を,デジタル的に7色などに切り出して表現や認識しているわけです。 こうした虹の色数の議論を,改めて思い出す機会が最近ありました。「HDMI 1.3」や「DisplayPort」など,映像機器に向けた新しいデジタル・インタフェース規格
第1部<業界動向> 進化するインタフェースが 新次元の色表現を可能に 24ビットで1677万色の表現ができれば十分。デジタル民生機器で,そんな常識が通用しなくなる。 薄型テレビ,家庭用ゲーム機,DVDプレーヤー,パソコンといった機器が,30ビット・カラーや36ビット・カラーへの対応を加速させているからだ。口火を切ったのは「HDMI 1.3」や「DisplayPort」といった新インタフェースの登場。最大48ビット・カラーの色情報を伝送することが可能になる。「絵作り」の担い手が表示装置から出力装置に移行するといった変化が起こり得る。 第2部<表示技術> 多階調へと突っ走る 液晶パネルは各色10ビットへ ユーザーが鑑賞する映像のキレイさを最終的に決める表示装置。2006年後半から,「ポスト24ビット・カラー」に向けた動きが加速しそうだ。パネルの性能向上に伴い高まっていた多階調化の機運を,新たな
ニフティは,ポッドキャスティングの利用者を対象にアンケート調査を実施した。これによれば,有効回答3449件のうち85%を男性が占めた。年代別には,男性では35~39歳が最多の20%を占め,女性では30~34歳が29%と最も多かった。居住地域は関東が全体の55%を占めている。 インターネット上に音声ファイルをラジオ番組のように公開するポッドキャスティングだが,利用者に多いのは,ラジオよりもインターネットのヘビー・ユーザーのようだ。インターネットを毎日必ず利用すると答えた人は全体の78%に上った。一方で,ラジオを毎日必ず聴くと答えた人は19%にとどまっている。現在興味を持っているジャンル(複数回答)でも「コンピュータ・インターネット」が54.0%で1位だった。以下,「音楽・エンターテイメント」が53.3%,「書籍・雑誌」が48.6%で続く。
市場調査会社のマクロミルは,ワンセグ放送受信機能を備える携帯電話機の所有者を対象に,利用状況調査を実施した。この調査で,ワンセグ放送をどのくらいの頻度で利用しているのか尋ねたところ,「週に2~3日」が26%で最も高く,次いで「ほぼ毎日」が21%となっている。 ワンセグ放送をいつ視聴しているかという質問では,平日(月~金曜日)では「18~21時」との回答が41%で最も多く,「21~24時」が33%で続く。また休日(土~日曜日)においても「18~21時」「21~24時」がいずれも31%で最も視聴が高い時間帯となっている。視聴している場所としては,「電車,バスなど公共交通機関」が50%で最も高く,次いで「自宅」43%,「会社・学校」32%となっている。1日の平均視聴時間は「15~30分」が32%で最も多く,「30分以上1時間未満」「15分未満」と合わせて,1時間に満たないと答えた人が約85%を占
ACCESSは,組み込みブラウザ・ソフト「NetFront Browser v3.4」を,2006年3月末よりメーカー向けに出荷開始する。新バージョンの特色は,Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)をサポートしたこと。携帯電話機の能力向上や通信速度の向上を背景に,表現力を強化したブラウザを投入することで競争優位性を保つ考えだ。
2006年1月21日,センター試験に初めて導入したICプレーヤによるリスニング試験で,ICプレーヤの誤作動が相次いだ。試験を実施した大学入試センターが把握した誤作動の総数(機器の故障が原因で再テストを認められた人数)は437件。受験者数を約50万人とすると,約0.09%が不具合を起こした計算となる。 2005年の国内フラッシュ・メモリ型音楽プレーヤの市場は250万台ほど。これに対してリスニング試験向けICプレーヤはセンター試験だけで50万台,模擬試験向けに予備校が購入した分も含めると,さらにその台数は増加する。1台1台は安価ながら,合計すると巨大市場になるといえそうだ。だがこの市場では,通常の機器以上に「初期不良を出さないこと」が重視される。今回の機器は,この要求を満たすことができなかった。 3つの「信頼性試験」にも関わらず・・・ 同センターが,テスト中に誤動作を防ぐために採った対策は3つ
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