世界で初めてポスト新長期規制に適合したエクストレイル20GTが、2008年9月から日本で販売を開始した。すでに欧州に投入されている「ユーロ4」準拠のものにDPF(粒子状物質減少装置)が新たに追加され、日本国内のポスト新長期規制にも前倒しで対応している。 ルノーと共同開発したM9R型エンジンは、噴射圧1600バールのピエゾインジェクターを持つコモンレール式直噴ターボディーゼルエンジンで、173PS の高出力に加え、V6 3.5Lガソリンエンジンなみの36.7kg·m という高トルクを、それぞれわずか 3,750 rpm と 2,000 rpm で発揮し、なおかつ低燃費をも実現した、エクストレイルシリーズ最高のハイパフォーマンスエンジンとなった。 続きを読む