東村アキコ「東京タラレバ娘」を読んだ 今期TVドラマ化もされる、東村アキコの漫画「東京タラレバ娘」を読んだ。 昨今、よく見かけるアラサーの女性が結婚や恋愛に悩む姿を描いた漫画だ。 自分としては、ある程度共感して読めるのではないか、と考えたのだが、結果的にはまったく共感できなかった。 というよりも言葉を飾らずに言えば、かなり苛立ちを覚えた。 年代や立場は違えど、ほぼまったく同じ作りである安野モヨコの「ハッピーマニア」は、自分の中では女性漫画の中で一、二を争う名作であるにも関わらずである。 読んだ時点での自分の状況が違うからだろうか?? もし、「東京タラレバ娘」の登場人物たちと同じ状況のときに読んだとしたら、共感しながら読んだであろうか?? たぶん、違うと思う。 彼女たちのときと同じ立場のときに読んだら、「東京タラレバ娘」はそれなりに面白く読めただろう。 「うんうん、そうだよねえ」 「あはは、
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