あさい農園社長の浅井雄一郎さん: 「その当時(14年前の2008年)、僕らも何も技術もないし経験もなかったので、どこかベンチマークをする先生を探していた時に、オランダの技術に出会って。オランダだけではなく、イスラエルだとかスペインだとか、いろんな産地を回って、いろんな技術に触れて」 2008年、世界各地の農園を巡って目の当たりにしたのは、大規模な「スマート化」による効率的な生産。自身も導入を決意した。 その3年後の2011年に取材した時には…。 浅井社長(2011年): 「このチューブから水と肥料が出るようになっていまして、ここからは(光合成のため)二酸化炭素が噴き出るようになっていまして。これがオランダから導入している複合環境制御装置と言いまして、トマトのハウスの中の温度とか、二酸化炭素とか、光の量とか、そういったものを全部コンピューターで制御しています」