【写真】その他の写真を見る 同賞は、故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績をたたえ、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に送られる賞として、1982年に制定。前年度に放送されたテレビドラマを対象に、選考委員がノミネート作品を選定した。 記念品を受け取った三谷氏は「向田邦子さんは僕にとって憧れであり目標。毎回、本を書く時は向田邦子さんのシナリオを読み返して、どうすれば向田さんに近づけるのか考えて書いています」と感慨深げに受賞のスピーチ。駆けつけた『鎌倉殿』のキャスト陣を壇上から眺めて「テレビで見た人ばっかり。本当にうれしいです」とかみしめた。