巨人原辰徳監督(57)が、今季限りで退任することが濃厚となった。2日、DeNA戦に勝利した後、ヤクルトのリーグ優勝が決定。最後までペナントを激しく争ったが、4連覇を逃し2位が確定した。原監督は今季が2年契約の2年目で、現時点で球団から正式な続投要請を受けていない。今後の短期決戦を戦い抜いて契約が満了となり、ユニホームを脱ぐ運びとなりそうだ。 原監督に大きな節目が訪れた。DeNAを競り落とした直後の会見。気になるはずのヤクルトの動向は「我々は、自分のゲームをするだけ。僕は何も知りません」と、眼中になかった。しかし球場を離れた約40分後、V逸が決まった。「2015年のペナントレースを制することはできませんでしたが、まだまだ試合は続きます。全力で戦っていくのみです」とコメントを出した。 第1次政権を合わせれば、12年もの間、指揮を執ってきた。今季のペナント争いはし烈を極めた。球団は配慮し、2年契